ALL IN ONE Re-Start


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Q&A形式で本書の特徴をまとめてみました。



「ALL IN ONE Re-Start という書名はどういう意味ですか?


ALL IN ONE というのは
単語,熟語,文法,リスニングの全てをこの1冊で行う」 という意味です。

Re-Start というのは 「再出発
という意味です。英語を基本からしっかりやり直したいと考えている人達が対象のテキストです。



何から手を付けたらいいのかわからない学習者にとっては全分野を1冊でカバーできる参考書はありがたいと思います。

「基本からやり直す」とありますが,「基本」 とはどの程度ですか? 中学1年生レベルからやり直すということでしょうか?


そこまで基本ではありません。

この本 (以下 Re-Start) が想定している対象者は中学の時は英語が得意であったが高校から徐々に英語が苦手になった人達です。

文法に関しては中学3年レベルから高校3年もしくはセンター試験レベルまでの最重要項目を一通り学習するという内容です。



では,Re-Start に含まれている文法は高校生向けの学習参考書や文法参考書と同じと考えてよいのでしょうか?


Re-Start に含まれる文法項目は 6〜7割が高校生向けの英文法参考書と同じですが,異なる点もかなりあり,その部分が本書のメリットだと考えています。

簡単に言うと,高校生向けの学習参考書は,初級・中級レベル学習者にとっては決して重要ではない知識が多く取り上げられ,その反面,重要な知識がすっぽり抜ける傾向があります。

例えば,Why を使った疑問文一つとっても,「Why+動詞の原形」 のような言い方は英語では日常的によく用いられるのに Re-Start 以外では出てきません。また,関係副詞の when は目的格の代名詞と同じぐらいよく省略されるにもかかわらずその点についてのその言及がなかったり,分詞構文は特定の接続詞に置き換えられないのにわざわざ as soon as や when,because,if などの副詞節で置き換える練習をさせたり,助動詞の could は過去の意味よりも現在や未来の意味で用いることの方が多いのにその点に触れていなかったり,日常会話では I'm ..., He's ...のように短縮形を使うのが一般的なのに会話の例文で I am ..., He is ... ばかりが出てきたりと,英語のできる人間が見ると首をかしげたくなるような内容が多いようです。

同じ時間をかけて勉強をするのなら,Re-Start のようなネイティブ基準の教材で,大切なことから正確に学んで欲しいと思います。



社会人を対象にした 「やり直し学習書」 や 「再入門書」 はたくさんあります。それらの本と,この本はどこが違うのですか?


4冊分の内容を1冊で行うので,4冊別々に行うより時間と費用が節約できます。

単語,熟語,構文,文法,リスニングとどの分野においても一般の再入門書と比べて網羅と質の両方で充実していると思います。(これは基本〜中級レベルに関しての話で中級〜上級レベルでの網羅性という意味ではありません)

市販されている 「やり直し本」 「再入門書」 はいずれも中学レベルからの文法を中心に例文を交えてわかりやすく学ぶというという内容です。しかし,概して次の欠点があると思います:

重要な知識項目をかなり間引きして 「やりやすさ」 をアピールしている。そのため,1冊やり終えても未学習の重要項目がたくさん残る。その結果,英語もあまり上達しない。

パターン練習と暗記が中心で,本当の理解に結びつかない。結果,応用力が身に付かない。

基本動詞の語法や助動詞の使い方,仮定法といった,コミュニケーション上重要な項目に関しての説明が不十分であったり,不正確である。

初級者用の学習書は例文の知的レベルもまた初級になる(=中学生レベル)。結果,大人の学習者の使用に堪えない。

文法を説明する例文が 「文法説明のための英文」 になっており実用性に乏しい。その結果,学習した例文が日常会話やビジネス・シーンでは使えない。


それに対しRe-Start は基本的な口語英語とビジネス英語の運用に必要なほぼ全ての基本知識が十分に盛り込まれています。

文法知識はネイティブの感覚に忠実で,論理的かつ平易なことばで説明しています。

例文は概して短く(10語程度),実用性が高いので,暗記すればそのままコミュニケーションで使うことができます。(実用例はこちら



英語学習書,特に(再)入門者用の学習書は 「使いやすい」 「わかりやすい」 ということが重要だと思いますが,この点に関しては何か配慮や工夫がなされていますか?


実際に本書を使用した学習者の方々の感想や意見を参考に改良を重ねました。ですから,学習者にやさしい教材に仕上がっていると思います。例を挙げてみますと,

● 例文の多くには和訳だけでなく 「ガイド訳」 がついています。ガイド訳はなぜそのような和訳になるのかという疑問を解消する訳です。例えば,What brought you here? の和訳は 「どうしてこちらへ?」 ですが,この和訳の右側には(
←何があなたをここに連れてきたのですか?) というガイド訳がついています。入門〜中級レベルの学習者は,英文と和訳との間にあるギャップを自分で埋めることが出来ません。そのため仕方なく全文を棒暗記することになり,応用力が身につかないのです。しかし,Re-Start ではその心配はありません。

● 構造がやや複雑な例文には,修飾関係を示す矢印や,文の構造を理解するための記号が薄い赤字で入れてあり,理解を助けてくれます。また,使用した3人の学習者から 「ここをより詳しく!」 という要望があった部分は例文の下や本文の単語欄で補足を行ったり,巻末の付録で詳しく説明を行っています。一般に,学習者は理解できない点があるとそこで立ち止まって挫折してしまいがちですが,Re-Start は学習者の挫折を防ぐための工夫を随所に取り入れています。

また,通勤や通学時など本を見なくてもある程度例文の学習や確認ができるように,キーセンテンスの和訳と英語の両方を吹き込んだ音声なども用意しています。



この本をきちんと学習すればどの程度の英語レベルになりますか? 


自分の英語力に自信と希望が持てるレベルになります。
植物に例えると,土壌にしっかりと根が張った状態です。この状態に達すれば,あとは語いの習得を中心に英語のインプット(=主に英文を読むこと) を増やせばどんどん英語力を伸ばすことができます。

但し,きちんと取り組んでください。時間があまりとれないのであれば Re-Start 以外の教材には手を出さず,半年〜1年ぐらいかけてでも Re-Start を完全にマスターしてください。 複数の教材をどれも中途半端にやるより,その方がずっと英語力がつきます。

資格試験や大学入試に関しては,おおよその目安を下記の表にまとめてみましたので参考にしてください:

単語 熟語・構文 文法・語法 リスニング
TOEIC500点
TOEIC600点
TOEIC730点 ×
英検準2級
英検2級
英検準1級 × ×
センター試験6割
センター試験7割
十分対応 対応 やや不足 ×不足



TOEIC,英検,大学入試のどれにも対応しているということですが,何か特定の試験に比重を置いていますか?

TOEIC受験の人はTOIECの専門書,英検は英検の専門書,大学入試は大学受験用参考書や問題集をやった方がよいという意見もありますがいかがでしょうか。


しょせん英語は英語です。各試験専用の参考書を使わなければ試験で良い成績が収められないというわけではありません。

実際にTOEICであれ,英検であれ,大学受験であれ,高得点を取る人達の大半は特別な受験対策を行っていません。

大事なことは,英語の基本知識が十分に網羅されていて,理解しやすい・身につきやすい教材を選ぶことです。



この教材は再入門者用の他の教材よりもボリュームがあります。一般の英語やり直しの学習書はこれよりもっと情報量が少なくて,薄い本が多いですが。


英語の上達には絶対的に必要な単語・文法の知識量,リスニングの練習量があります。これをテクニックや学習方法で回避することはできません。

英語が早く上達する人は,特殊なテクニックや方法を駆使する人ではなく,上達に必要な知識や練習の絶対量を,精力的にこなす人です。

我々が目指すところは,英語上達に必要な絶対量を学習者に正直に示し,その絶対量を間引きせずに効率のよい方法で身につけられるようにすることです。 Re-Start はこのポリシーを体現する教材です。

この1冊をきちんと学習されれば必ず 「この本で学んで良かった」 という学習成果が得られると確信しています。



 【Re-Start 関連情報
 
 ● Re-Start の例文で身に付く1800英単語のリスト(PDFファイル)

 ● Re-Start の例文で身に付く英文法・語法のリスト

 ● Re-Start はこんな人にオススメです



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