ALL IN ONE Re-Start


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Q&A形式で本書の特徴をまとめてみました。



「ALL IN ONE Re-Start という書名はどういう意味ですか?


ALL IN ONE というのは
単語,熟語,文法,リスニングの全てをこの1冊で行う」 という意味です。

Re-Start というのは 「再出発
という意味です。英語を基本からやり直したいと考えている人達が対象であるという意味です。



何から手を付けたらいいのかわからない多くの学習者にとっては全分野を1冊でできる参考書はとてもありがたいです。
「基本からやり直す」とありますが,「基本」 とはどの程度ですか? 中学1年生レベルからやり直すということでしょうか?


そこまで基本ではありません。

この本 (以下 Re-Start) が対象にしているのは,中学の時は英語が得意であったけれども,高校から徐々に英語が苦手になっていったという人達で,文法に関しては中学2年レベルから始め高校3年もしくはセンター試験レベルまでを一通り学習するという内容です。ただし,一般の学習参考書には出てこないような,それでいてコミュニケーション上重要な知識もたくさん出てきます。



社会人を対象にした 「やり直し学習書」 や 「再入門書」 は山のようにあります。それらの本と,この本はどこが違うのですか?


4冊分の内容を1冊で行うので,4冊別々に行うより時間と費用が節約できます。また単語,熟語,構文,文法,リスニングとどの分野においても一般の 「やり直し学習書」 「再入門書」 と比べて網羅性・質・量共に充実していると思います。(これは基本〜中級レベルに関しての話で中級〜上級レベルでの網羅性という意味ではありません)

市販されている 「やり直し本」 「再入門書」 はいずれも中学レベルからの文法を中心に例文を交えてわかりやすく学ぶというという内容です。しかし,概して次の5つの欠点があると思います:

1. 重要な知識項目をかなり間引きして 「やりやすさ」 をアピールしている。そのため,1冊やり終えても未学習の重要項目がたくさん残る。その結果,英語もあまり上達しない。

2.パターン練習と暗記が中心で,本当の理解に結びつかない。結果,応用力が身に付かない。

3.基本動詞の語法や助動詞の使い方,仮定法といった,コミュニケーション上重要な項目に関しての説明が不十分であったり,不正確である。

4.初級者用の学習書は例文の知的レベルもまた初級になる(=中学生レベル)。結果,大人の学習者の鑑賞に堪えない。

5.文法を説明する例文が 「文法説明のための英文」 になっており実用性に乏しい。結果,学習した例文が日常会話やビジネス・シーンで使えない。



Re-Start はそうではないと?


はい,我々はこれらとは逆のテキストを目指しました。

Re-Start は基本的な口語英語とビジネス英語の運用に必要なほぼ全ての基本知識が盛り込まれています。

文法知識はネイティブの感覚に忠実で,論理的かつ平易なことばで説明しています。

例文は概して短く(10語程度),実用性が高いので,暗記すればそのままコミュニケーションで使うことができます。(実用例はこちら



本当に大切な文法や知識と重要な単語を実用的な例文で学べるようにしたというわけですね。そのようなテキストを作るのは大変だったのでは?


制作時間については,単語や文法のデータ収集も入れると,現在出版されている 一般的な 「やり直し本」 「再入門書」 の制作の5,6倍の時間と費用がかかっていると思います。学習補助ツール学習Q&Aなどの制作の時間を含めるとさらに多くの時間と費用がかかっています。

本書の作成手順は下記にまとめてあります。
>> 例文作成の手順 
(PDFファイル)



巻末のReferenceの内容も充実していますし,十分な手間暇をかけてお作りになったということはわかります。ただ英語学習書,特に初級者用の学習書は 「使いやすい」 「わかりやすい」 ということが重要だと思いますが,この点に関しては何か特別な配慮や工夫がなされているのでしょうか?


実際に本書を使用した学習者の方々の感想や意見を参考に改良を重ねました。ですから,学習者にやさしい教材に仕上がっていると思います。例を挙げてみますと,

● 例文の多くには和訳だけでなく 「ガイド訳」 がついています。ガイド訳はなぜそのような和訳になるのかという疑問を解消する訳です。例えば,What brought you here? の和訳は 「どうしてこちらへ?」 ですが,この和訳の右側には(
←何があなたをここに連れてきたのですか?) というガイド訳がついています。入門〜中級レベルの学習者は,英文と和訳との間にあるギャップを自分で埋めることが出来ません。そのため仕方なく全文を棒暗記することになり,応用力が身につかないのです。しかし,Re-Start ではその心配はありません。

● 構造がやや複雑な例文には,修飾関係を示す矢印や,文の構造を理解するための記号が薄い赤字で入れてあり,理解を助けてくれます。また,使用した3人の学習者から 「ここをより詳しく!」 という要望があった部分は例文の下や本文の単語欄で補足を行ったり,巻末の付録で詳しく説明を行っています。一般に,学習者は理解できない点があるとそこで立ち止まって挫折してしまいがちですが,Re-Start は学習者の挫折を防ぐための工夫を随所に取り入れています。



この本をマスターすれば具体的にどの程度のレベルになりますか? 


少し抽象的ですが 「自分の英語力に自信と希望が持てるレベル」 になります。
植物に例えると,土壌にしっかりと根が張った状態です。この状態に達すれば,あとは語いの習得を中心に英語のインプット(=主に英文を読むこと) を増やせばどんどん英語力を伸ばすことができます。

但し,中途半端ではなく,きちんと取り組むことが必要です。仕事があって時間があまりとれないのであれば Re-Start 以外の教材には手を出さず,1年間かかってもよいので Re-Start だけに集中して取り組むことが大事です。複数の教材をどれも中途半端にやる人は英語力が伸びません。

資格試験や大学入試に関しては,おおよその目安を下記の表にまとめてみましたので参考にしてください:

単語 熟語・構文 文法・語法 リスニング
TOEIC500点
TOEIC600点
TOEIC730点 ×
英検準2級
英検2級
英検準1級 × ×
センター試験6割
センター試験7割
十分対応 対応 やや不足 ×不足


この表を見る限り,Re-Start はTOEIC,英検,大学入試のどれにも対応しているようですが,何か特定の試験に比重を置いていますか?
TOEIC受験の人はTOIECの専門書,英検は英検の専門書,大学入試は大学受験用参考書や問題集をやった方がよいという意見もありますが,いかがでしょうか。


しょせん英語は英語です。各試験専用の参考書を使わなければ試験で良い成績が収められない,というわけではありません。

実際にTOEICであれ,英検であれ,大学受験であれ,高得点を取る人達の大半は特別な受験対策を行っていません。

大事なことは,英語の基本知識がきちんと網羅されていて,理解しやすい教材を選ぶということです。



しかしこの教材はボリュームがありますね。一般の英語やり直しの学習書はこれよりもっと情報量が少なくて,薄い本が多いですが。


英語の上達には絶対的に必要な単語・文法の知識量,リスニングの練習量があり,これをテクニックや特殊な学習方法で回避することはできません。英語が早く上達した人は,特殊なテクニックや方法を駆使した人ではなく,上達に必要な知識や練習の絶対量を,精力的にこなしたからです。

我々の教材作りのポリシーは,英語上達に必要な絶対量を学習者に正しく提示し,その絶対量を効率よく合理的に身につける方法を追求することです。 Re-Start はこのポリシーを体現した教材です。

この1冊を修了した時には必ず 「この本で学んで良かった」 という感想が得られると確信しています。



 【Re-Start 関連情報
 
 ● Re-Start の例文で身に付く1800英単語のリスト(PDFファイル)

 ● Re-Start の例文で身に付く英文法・語法のリスト

 ● Re-Start はこんな人にオススメです

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